電気工事・設備工事業のM&A仲介会社おすすめ7選|手数料・実績・選び方を徹底比較【2026年】
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電気工事・設備工事業のM&A仲介会社おすすめ7選|手数料・実績・選び方を徹底比較【2026年】

電気工事・設備工事業の売却に強いM&A仲介会社を、手数料・対象規模・実績で横断比較。業界特化型・総合大手・プラットフォームの使い分けと、有資格者や建設業許可の承継を踏まえた選び方を売り手目線で解説します。

M&A比較レビュー編集部2026/7/156分で読める

電気工事・設備工事業の会社売却でまず選ぶべきM&A仲介会社は、「自社と同じ業種・同じ規模の成約実績があり、有資格者や建設業許可の承継まで踏まえて評価できる会社」です。大手なら業種別の専門チームを持つ日本M&Aセンターやインテグループ、建設業に特化した専門性を求めるならM&Aベストパートナーズや船井総研、小規模で自力進行なら「バトンズ」などのマッチングプラットフォームが候補になります。

この記事では、電気工事・電気通信工事・空調設備・管工事などの設備工事業を「売りたい」オーナー経営者に向けて、業界に強いM&A仲介会社を横断比較し、手数料・対象規模・向き不向き・選び方までを整理します。特定1社への誘導ではなく、中立的に比較して自社に合う会社を選ぶための判断材料を提供します。

  • この記事でわかること:おすすめ仲介会社の比較表、企業規模別の選び方、電気・設備工事ならではの評価軸、こんな会社におすすめ/おすすめしないケース
  • こんな方向け:電気工事・電気通信工事・空調設備・管工事などの会社を後継者不在や体力のあるうちに売却したい経営者

本記事の手数料・実績は各社公式サイト・IR・報道(確認日:2026年7月16日)に基づきます。料金体系や実績は改定されるため、実際の契約前には必ず各社公式の最新情報をご確認ください。建設業許可・経営事項審査(経審)の承継や税務の判断は、税理士・弁護士など専門家への相談をおすすめします。

結論:電気工事・設備工事業のM&A仲介会社おすすめ早見表

結論から言うと、迷ったら以下の基準で絞り込むのが最短です。

  • 売上数億円〜数十億円でフルサポートを受けたい → 総合大手(日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、M&A総合研究所)
  • 建設・設備工事の業界専門性を最優先したい → 業界特化型(M&Aベストパートナーズ、船井総研、インテグループ)
  • 売上数千万円規模で費用を抑えて自力で進めたい → マッチングプラットフォーム(バトンズ等)

まずは複数社の無料相談・簡易査定を受け、担当者の業界理解と手数料体系を比べたうえで1〜2社に絞るのが失敗しない進め方です。

電気工事・設備工事業に強いM&A仲介会社 比較表

電気・設備工事に対応実績のある主なM&A仲介会社を、手数料・対象規模・特徴で比較します。数値は各社公式・報道(確認日2026年7月16日)に基づき、確認できなかった項目は「要問い合わせ」と表記しています。

会社名

タイプ

着手金

中間金

成功報酬

対象規模の目安

電気・設備分野の特徴

インテグループ

総合(中小特化)

なし

なし

成功時のみ(レーマン方式)

小〜中規模

完全成功報酬制。電気工事・空調設備の成約事例を掲載

M&A総合研究所

総合大手

なし

なし

成功時のみ(レーマン方式)

中小〜中堅

譲渡企業は完全成功報酬制。平均成約期間の短さを訴求

M&Aベストパートナーズ

建設・設備特化

無料

基本合意時に250万円 または 成功報酬の10%

資金決済時に中間報酬控除後の残額

中小〜中堅

建設業特化。譲受候補約15,000社超

日本M&Aセンター

総合大手

要問い合わせ(着手金型を含む)

あり

レーマン方式

中小〜中堅・大型

累計成約9,500件超。業種別専門チーム

M&Aキャピタルパートナーズ

総合大手

中間金あり型

あり

レーマン方式

中堅〜大型中心

建設業界専門チームを保有

船井総研(船井総合研究所)

建設・設備特化

要問い合わせ

要問い合わせ

要問い合わせ

中小〜中堅

建設業界専門コンサルによる査定・出口戦略診断

バトンズ

プラットフォーム

プランによる

成約手数料(売り手無料プランあり)

小規模中心

電気工事の売却案件が多数掲載

※日本M&Aセンター・M&Aキャピタルパートナーズ・船井総研の詳細な最低報酬額・着手金額は本記事作成時点で未確認です。契約前に各社公式の料金ページで必ずご確認ください。

レーマン方式・最低報酬額の見方

「完全成功報酬」でも実質コストは会社ごとに異なります。理由は、成功報酬の計算基準(株式価値ベースか総資産ベースか)と最低報酬額が違うためです。

  • レーマン方式:譲渡価額などに応じて料率が段階的に下がる計算方式。例として5億円以下5%、5〜10億円4%、10〜50億円3%が典型ですが、算定の基準額は各社で異なります。
  • 最低報酬額:中小M&Aでは500万〜2,500万円程度を設定する仲介会社が多い(確認日2026年7月16日)。譲渡価額が小さいほど、この最低報酬が実質料率を押し上げます。

「着手金・中間金の有無」「最低報酬額」「料率の基準額」の3点を各社に必ず確認しましょう。

タイプ別に見る、電気・設備工事に強いM&A仲介会社

仲介会社は大きく「総合大手」「建設・設備特化型」「マッチングプラットフォーム」の3タイプに分かれます。自社の規模と、どこまでサポートを求めるかで選ぶタイプが変わります。

総合大手(業種別チームでフルサポート)

数億円以上の規模で、買い手ネットワークの広さと手厚い伴走を求めるなら総合大手が有力です。

  • 日本M&Aセンター:累計成約9,500件超(2025年3月末時点)。2025年4〜6月期は成約212件、1件あたりM&A売上高4,080万円(出典:日本経済新聞・確認日2026年7月16日)。建設業界の成約は2015〜2019年度で約4倍に増加し、業種別の専門チームを持ちます。手数料は着手金型を含むレーマン方式で、詳細額は要問い合わせ。
  • M&Aキャピタルパートナーズ:建設業界M&Aの専門チームを保有。中堅〜大型案件を中心に、専任担当が一貫対応する体制が特徴。中間金あり型のレーマン方式。
  • M&A総合研究所:設備工事業を含む幅広い業種に対応。譲渡企業は着手金・中間金なしの完全成功報酬制で、平均成約期間の短さを訴求しています。

建設・設備工事特化型(業界の実務理解が深い)

有資格者評価や建設業許可・経審の承継など、業界固有の論点に強い専門性を求めるなら特化型が適します。

  • M&Aベストパートナーズ(MABP):建設業に特化し、譲受候補約15,000社超を訴求。着手金無料で、基本合意時に250万円または成功報酬の10%を中間金とする体系。M&A後の経営継続関与率57%(公式記載)。
  • 船井総研(船井総合研究所):建設業界専門コンサルタントによる簡易査定・出口戦略診断を無料提供。電気工事業の企業価値評価で、有資格者の在籍状況を重視した評価軸を公開しています(確認日2026年7月16日)。詳細な報酬体系は要問い合わせ。
  • インテグループ:中小M&Aに特化した完全成功報酬制(着手金・中間金なし)。電気工事・空調設備分野で売上1億〜5億円規模の成約事例を複数掲載しています。

マッチングプラットフォーム(小規模・自力進行向け)

売上数千万円規模で費用を抑え、自分のペースで買い手を探したいなら、オンラインのマッチングプラットフォームが選択肢になります。

  • バトンズ:電気工事の売却案件が多数掲載され、売り手が無料で利用できるプランがあります。仲介会社ほどの伴走は受けにくいため、契約書面やデューデリジェンス対応は自力または専門家併用が前提です。

企業規模別おすすめ早見表

自社の売上規模によって、相性の良い仲介会社のタイプは変わります。目安として整理します。

売上規模の目安

おすすめタイプ

候補

理由

数千万円〜1億円

プラットフォーム/中小特化

バトンズ、インテグループ

費用を抑えたい・小規模案件の取り扱いが多い

1億〜5億円

中小特化/特化型

インテグループ、M&Aベストパートナーズ、船井総研

完全成功報酬や業界特化で費用対効果が高い

5億〜数十億円

総合大手/特化型

日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、M&Aベストパートナーズ

買い手ネットワークと専門チームでマッチング力が高い

※規模はあくまで目安です。同じ規模でも、直請け比率・ストック収益・有資格者数によって適した相手や評価は変わります。

電気工事・設備工事業のM&A仲介会社の選び方

仲介会社は「業界実績」「同規模の実績」「手数料の透明性」「買い手ネットワーク」「担当者の相性」の5点で比較するのが基本です。加えて、電気・設備工事では以下の固有論点を評価に組み込めるかが重要になります。

1. 有資格者の在籍状況を評価できるか

電気工事業の企業価値は、有資格者の在籍状況に大きく左右されます。第一種電気工事士や1級電気工事施工管理技士などの上位資格保有者、特に役員以外の若手・中堅が在籍しているかが価格を左右します(出典:船井総研・確認日2026年7月16日)。この視点で査定できる仲介会社かを確認しましょう。

2. 建設業許可・経営事項審査(経審)の承継可否を踏まえられるか

株式譲渡か事業譲渡かで、建設業許可や経審の承継の扱いが変わります。専任技術者・経営業務管理責任者の要件を満たせるかもスキーム選択に影響します。許可や経審の空白が生じると受注に直結するため、この点を早い段階で整理できる仲介会社・専門家が望ましいです。

建設業許可・経審の承継や税務スキームの最終判断は、必ず税理士・弁護士・行政書士など専門家にご相談ください。仲介会社の説明だけで意思決定しないことをおすすめします。

3. 直請け比率・ストック収益・公共依存度をどう見るか

下請け中心か直請けが多いか、保守・メンテナンスなどのストック収益があるか、公共工事への依存度が高いかは、買い手の評価と価格に影響します。属人性や公共依存が高いと評価が下がる傾向があり、EBITDA倍率の目安は業界一般で4〜6倍、中小のボリュームゾーンは3〜5倍とされます(あくまで目安。事例により大きく変動します/出典:船井総研M&A等・確認日2026年7月16日)。

4. 手数料体系と最低報酬額を並べて比較する

「完全成功報酬」の言葉だけで選ばず、着手金・中間金の有無、最低報酬額、レーマン方式の基準額まで並べて比較します。譲渡価額が小さいほど最低報酬の影響が大きくなるため、小規模案件では特に重要です。

5. 同業種・同規模の成約実績と担当者の理解度

自社と同じ電気・設備工事、かつ近い規模の成約実績があるかを確認します。業種別の内訳を公表している会社は少なく、成約件数の分母定義も各社で異なるため、件数の単純比較は避け、具体的な事例と担当者の業界理解で判断するのが現実的です。

こんな会社におすすめ/おすすめしないケース

タイプごとの向き不向きを、売り手オーナーの視点で整理します。

総合大手(日本M&Aセンター・M&Aキャピタルパートナーズ・M&A総合研究所)

  • おすすめ:売上数億円以上で、広い買い手ネットワークと手厚い伴走を求める会社/複数の買い手候補を比較したい会社
  • おすすめしないケース:売上数千万円規模で、最低報酬や着手金の負担を抑えたい会社

建設・設備工事特化型(M&Aベストパートナーズ・船井総研・インテグループ)

  • おすすめ:有資格者評価や建設業許可の承継など、業界固有の論点を深く理解してほしい会社/中小〜中堅で費用対効果を重視する会社
  • おすすめしないケース:業界特化よりも圧倒的な案件数・大型買い手の幅を最優先したい会社

マッチングプラットフォーム(バトンズ等)

  • おすすめ:売上数千万円規模で、費用を抑え自分のペースで相手を探したい会社/M&Aの実務を専門家併用で進められる会社
  • おすすめしないケース:契約書・デューデリジェンス対応まで一貫して任せたい会社/初めてで伴走が必須の会社

電気・設備工事業界でM&Aが増えている背景(2026年時点)

電気・設備工事業でM&Aが活発化しているのは、後継者不足と業界再編、そして人材確保ニーズが同時に進んでいるためです。売り手にとっては選択肢が広がっている局面といえます。

  • 後継者不在率の高さ:設備工事業の後継者不在率は60.1%(2024年11月・帝国データバンク調査/二次引用・確認日2026年7月16日)。経営者の平均年齢は62歳超とされます。
  • 人材確保目的のM&A:建設投資約75兆円規模、データセンター特需、2024年問題(時間外労働の上限規制)が重なり、有資格者・技術者の確保を目的とした買収が増えています(出典:Syntax Partners・確認日2026年7月16日)。
  • 大型再編の進行:2025年10月に大和ハウス工業による住友電設へのTOB(買収総額 約2,920億円)、2026年5月にきんでんによる弘電社へのTOBなど、大手設備工事会社による買収が連続しています。※個別TOBの金額・時期は二次情報のため、実際の掲載時は適時開示・公式リリースで裏取りしています(確認日2026年7月16日)。

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よくある質問(FAQ)

Q. 電気工事・設備工事業の売却で、業界特化型と総合大手のどちらを選ぶべきですか?

A. 業界固有の評価(有資格者・建設業許可の承継)を重視するなら特化型、買い手ネットワークの広さと手厚い伴走を重視するなら総合大手が向きます。まずは両タイプ1社ずつ無料相談を受け、査定内容と担当者の業界理解を比べるのが確実です。

Q. 完全成功報酬なら費用は本当にかかりませんか?

A. 成約するまで成功報酬は発生しませんが、多くの会社で最低報酬額(500万〜2,500万円程度が一つの目安)が設定されています。譲渡価額が小さいほど実質料率が上がるため、着手金・中間金の有無と最低報酬額を必ず確認してください。

Q. 有資格者が少ないと売却は難しいですか?

A. 有資格者の在籍は企業価値を左右する重要要素ですが、少なくても売却できないわけではありません。直請け比率やストック収益、取引先の安定性など他の強みで評価されるケースもあります。まずは複数社で査定を受け、自社の評価ポイントを把握しましょう。

Q. 建設業許可や経営事項審査(経審)は売却でどうなりますか?

A. 株式譲渡か事業譲渡かで承継の扱いが異なり、専任技術者・経営業務管理責任者の要件充足も影響します。受注に直結するため、早い段階で仲介会社と専門家(税理士・弁護士・行政書士)に確認することをおすすめします。

Q. 売上数千万円の小規模でも仲介会社は使えますか?

A. 使えますが、最低報酬の負担が相対的に大きくなります。小規模なら中小特化の仲介会社や、売り手無料プランのあるマッチングプラットフォーム(バトンズ等)を併用する選択肢も検討するとよいでしょう。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の税務・法務・契約の判断を保証するものではありません。実際のM&A・事業承継の意思決定は、税理士・弁護士・M&A専門家にご相談のうえ進めてください。

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